バリアフリーリフォームの手順
高齢者の身体機能を十分に考慮します
現在どういう生活動作ができるのかできないのかを尋ね、そのときにどんな住環境のもとでその生活動作を行っているかも必す聞くようにしています。そうすることで、生活の不便・不自由な点は何か、その原因は何かが明らかになってくるとともに、現在の住環境のなかでの生活状況も分かってくることになります。
地域の医療・福祉機器専門家との連携を取っています
身体機能に合わせてリフォーム方針を立てたのには、身体機能についてよく理解する必要があるので、医療・福祉機器等の専門家の助言を得ることは極めて重要です。
相談に対応する場合、こちらは指導者ではなく援助者・協力者であることを忘れてはなりません。相談相手に指示をするのではなく、一緒に考えアドバイスをするという気持ちが大切だと考えます。
① 相談申込
② ご本人・ご家族お打合せ
■身体状況、家族構成などの確認。
■問題点、重要事項の整理。
③ 家屋現状調査
■家屋の実測、構造、設備などの調査。
■現況図の作成。(間取り、段差、開口巾他)
④ バリアフリーのご提案
■改造方法、設備機器、福祉機器等の資料提出。
■改造の基本方針のアドバイス。
⑤ 関係機関とのお打合せ
■病院・福祉事務所とのお打合せ。
■医師、ケースワーカー、PT、OTとのお打合せ。
⑥ バリアフリー画図面作成
■簡単な改造案の提示(図面、カタログ、サンプルの提示)
■概算工事費のご検討
⑦ 設計調整お打合せ
■ご本人、ご家族との調整お打合せ
■医師、PT、OTなどとのお打合せ
■住宅モデルなどでの試用、調整。
⑧ 最終図面作成
■お見積り及び工事用の最終図面のまとめ。
⑨ お見積り及び調整
■お見積り内容・金額のご確認、調整。
■公的補助の申請手続き。
⑩ 工事開始
■工事契約、着工
⑪ 工事完了 工事検査
■竣工検査、引渡し
■公的補助請求手続き
⑫ 使用状況 チェック
■改良後の使い勝手をチェックして、必要があれば修正を行います。
⑬ アフターケア
■使用状況の確認、アドバイス等