バリアフリーリフォームの工事内容
それぞれの項目で抑えるべきリフォームのポイントがありますので参考にして下さい。
玄関
少しの段差でも足腰の弱い方にとっては大きな負担になります。
玄関を段差の少ない空間にすることや階段の手すりを設置することで、ご高齢の方々にとって外出がスムーズになり、介護する方の負担を軽減することができます。
キッチン
車いすでも作業しやすい調理台の設置や、回転スペースの確保をすることで、スムーズに移動することができます。
また、カンタンに使用できる蛇口にしましょう。
トイレ
介助者のスペースの確保するため165㎝×120㎝程度確保することが望ましいです。
◎手すり
座の両側と出入口に、片側なら利き腕側に、L字タイプのものが適しています。
◎段差
床は平坦にし、建具の下枠の段差ももうけないようにしましょう。
◎室内
室内は明るく、また冬でも暖かくしておきましょう
◎便器
便器は座れるタイプの洋式のもので、ウォシュレット式、快適機能等ついているものならばさらに望ましいでしょう。足踏み用ペダルを取り付けることで、手の不自由な方も自分で操作出来ます。
◎開けやすいドアにする
ドアは出来れば引き戸にするか、力を入れなくても開けられるノブにしましょう。
浴室
介助者のスペースの確保、浴室では180cm×180cm以上にしましょう。
◎手すり
浴室に入る時、浴槽に出入りする時、それぞれの場合に体を支えられる手すりを取り付けましょう。
◎浴槽
立ち上がりが低い埋め込み型40~45cmが目安。深さは55cm程度。広さは110~135cmの和洋折衷が理想的。
◎排水用の溝をつくる
出入口に排水用の溝を作り、段差がなくても水が外に出ない工夫をしましょう。
◎椅子を置く
浴槽の高さが高く、体の不自由な方に使いづらい場合は、椅子を置くなどして入りやすい工夫をしましょう。